大谷MVP獲得へ、本塁打と盗塁の記録はどこまで伸びる?

今シーズン、メジャーリーグ史上初となる「50-50」(本塁打50本、盗塁50個)を達成した大谷選手。
「50-50」を達成した試合で3打席連続本塁打10打点を記録し、そのまま「51-51」まで到達するという偉業を成し遂げたのが記憶に新しいですね。

そんな大谷選手がMVPを獲得できるのか、ライバルの成績も合わせて見ていこうと思います。

大谷MVP獲得なるか

メジャーリーグ史上初となる「50-50」を達成した大谷選手。日本時間23日現在、記録を「53-55」まで伸ばし、その記録をどこまで伸ばせるのか期待が膨らんでいます。

まずは大谷選手の今シーズンの成績を見ていきましょう。

引用:日本経済新聞

打率.309(リーグ2位)
本塁打54(リーグ1位)
打点130(リーグ1位)
盗塁57(リーグ2位)
OPS1.041(リーグ1位)
安打194(リーグ2位)
塁打408(リーグ1位)
出塁率.390(リーグ1位)
長打率.651(リーグ1位)

どの部門を見てもリーグ上位を占めていてさすがの成績ですね。
今シーズンは二刀流ではなく打者に専念できているのも大きいのかもしれませんね。

【追記】
大谷選手はMLB23年振りに400塁打を達成する快挙を成し遂げました。

MVPを競うライバルとは

大谷選手が所属するドジャースはナショナルリーグ(以下ナ・リーグ)です。
同じナショナルリーグではメッツに所属するフランシスコ・リンドーア内野手がMVPのライバルとして挙げられています。

リンドーア内野手の成績を見ていきましょう。

引用:wikipedia

【148試合出場】

・打率:.271
・安打:163
・本塁打:31
・打点:86
・得点:103
・盗塁:27
・出塁率:.342
・OPS:.836

打撃成績だけ見ると大谷選手に分があるように見えますが、メジャーリーグでは、打撃、走塁、守備を総合的に評価して貢献度を算出します。
リンドーア内野手は守備での貢献度が高いため、大谷選手のライバルとして名前が挙げられているようです。

しかし、リンドーア内野手は現在腰を痛めているようで、13日の試合でも途中交代するなど調子は万全とは言えないようです。

ちなみに、
貢献度を表すセイバーメトリクスの指標である「WAR」で、アメリカのデータサイトによると、22日時点で大谷選手が1位で8.1、リンドーア内野手が6.6で3位となっているようです。

MVPはいつ決まるのか

メジャーリーグのMVPの発表は、通常ワールドシリーズ終了後の11月中旬に行われます。
レギュラーシーズン終了後に記者による投票が締め切られるため、ポストシーズンの成績は影響しません。

大谷選手、昨年に続き満票でのMVP獲得なるでしょうか。
今回MVPを獲得すると2021年、2023年に続いて3度目の受賞となります。

本塁打と盗塁の記録はどこまで伸びるのか

9月に入り、さらに勢いを加速させている大谷選手。
月間成績は打率.354(82打数29安打)、9本塁打、25打点、12盗塁となっています。

23日現在、「53-55」まで記録を伸ばしています。
シアトルマリナーズで活躍したレジェンド、イチロー選手が記録した日本人最多盗塁記録(56)まであと一つ
大谷選手であれば残り6試合でこの記録を更新するのは間違いなさそうですね。
どこまで記録が伸びるのか、楽しみですね。

【追記】

大谷選手は25日(日本時間26日)、本拠地のパドレス戦に「1番・DH」で先発出場しました。首位攻防3連戦2戦目の第3、4打席で2打席連続適時打を放つと、6回には二盗を決め、イチロー選手が2001年に記録した日本選手最多56盗塁に並びました。残りの試合で更新なるでしょうか。

大谷選手は27日敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、01年にイチロー(マリナーズ)が樹立した日本人最多56盗塁を更新する、日本人史上最多となる57個目の盗塁を決めました!7月22日の盗塁失敗を最後に、34連続成功となり、成功率は93・4%と驚異的な数字を残しています。

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